どうも! ゆら。です。
今回のお話は・・・。
【原始生命態ニビル / Nibiru, the Primal Being】
このカードについてになります。
EXTRA PACK 2019 にて収録されることが決定した新たな汎用性の高い手札誘発である『原始生命態ニビル』は、海外での大会でも活躍しているのが確認されております。
まさしく【隕石】のような跡形も残さないぶっ飛んだ効果を持つ新たな手札誘発である『原始生命態ニビル』 について、今回はお話していきましょう!
■原始生命態ニビルとは?
➡原始生命態ニビルってどんなカード?
原始生命態ニビル
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。 自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。 この効果は相手ターンでも発動できる。
カンタン補足情報
原始生命態ニビルの効果は、展開制圧デッキへの対策として、非常に有効な1枚となります。
効果はシンプルで、5体以上の召喚・特殊召喚を相手が行ったターンのメインフェイズに発動することができ、相手と自分のモンスターをリリースしつつ、自身を特殊召喚。
その後、リリースしたモンスターのステータスを合計した数値のトークンが相手の場に特殊召喚されるという、今までになかったタイプの手札誘発モンスターですね。
■原始生命態ニビルの効果のポイントについて
➡原始生命態ニビルの発動できるタイミングについて

では、原始生命態ニビルの効果の発動タイミングについてから確認しましょう。
まず、『原始生命態ニビル』を発動する条件として、まず、相手がそのターン中に5体以上のモンスターを特殊召喚されている必要があります。
その条件をクリアした上で、メインフェイズに発動することのできる効果になります。
この「メインフェイズに発動できる」という一文で、ある程度お分かりだと思いますが、何も「5体以上モンスターを召喚・特殊召喚した時」に発動する必要性は、全くありません。
発動タイミングは、メインフェイズの(発動可能なタイミングであれば)基本的にどのタイミングでもよいので、相手の動きをみながら、発動するタイミングをうかがうのも良いでしょう。
また、メインフェイズは、初ターンを除けば、【メインフェイズ1】【メインフェイズ2】の2度訪れるフェイズになります。
そのため、バトルフェイズに展開する効果を持つデッキに対しては、バトル後のメインフェイズ2に『原始生命態ニビル』を発動するということも可能です。
原始生命態ニビルの関連カード
➡原始生命態ニビルは、召喚・特殊召喚されたモンスターの数が条件!

もう少し当たり前のことを補足してお話しておきましょう。
『原始生命態ニビル』は、モンスターが召喚・特殊召喚された数によって、発動できるかどうかが決まります。
『増殖するG』のように、特殊召喚の数を換算するのではなく、召喚・特殊召喚されたモンスターの数というところも注意しておきたいポイントですね。
【王/ジェネレイド】の『王の舞台』で出てくる『ジェネレイドトークン』などは勿論、1枚で一気に3体のモンスターを特殊召喚することになる『高騰紋章術』なども、『原始生命態ニビル』の特殊召喚条件へのカウントを一気に縮めてしまうカードとなります。



今後は、『原始生命態ニビル』の存在を考慮し、こういったカードの発動も慎重にならなければいけなくなりそうです。
原始生命態ニビルに注意しよう!
➡原始生命態ニビルの効果の対策について

かなり面倒な新しい手札誘発カードである『原始生命態ニビル』ですが、全く対抗できる対策がないわけではありません。
現状、とれる対策について、いくつかお話しておきましょう。
①効果の発動を食い止める!!



最もシンプルでわかりやすい対策になります。
汎用性の高いカードとしては、『PSYフレームギア・γ』『抹殺の指名者』などで、『原始生命態ニビル』を無効化することが可能です。
そもそも、モンスター効果の発動自体を封じてしまうという手段も対策としては、かなり効果的なので、『威光魔神』『メンタルドレイン』なども『原始生命態ニビル』の対策として有効な札となりそうです。
②特殊召喚を封じてしまう!!



『原始生命態ニビル』は、特殊召喚を含むモンスター効果を持っているため、特殊召喚ができない盤面にしてしまえば良いわけです。
わかりやすい対策カードとして挙げられるのは、『結界像』『虚無魔人』『大天使クリスティア』『虚無空間』などがありますね。
少し変わった対策としては、『夢幻崩界イヴリース』を相手の場に送り付け、特殊召喚を封じるという手段もありますね。
③手札から引き抜く!!
『原始生命態ニビル』を発動させる前に、該当するカードを引き抜いてしまうという手段も対策の1つになるでしょう。
簡単な例を挙げると『異次元の指名者』や『マインド・クラッシュ』『水霊術ー葵』などですね。
『原始生命態ニビル』の守備力が低いということもあり、『影のデッキ破壊ウイルス』も有効ではあります。
ただ、速度的に難があるカードが多いのが難点ですね。
⑤EXデッキからの対策!!

『原始生命態ニビル』の発動までの5体のモンスターの召喚・特殊召喚というリミットまでに、対策となるモンスターをEXデッキから呼び出せれば、その後の展開を安全に行えます。
先ほど話した、発動を封じたり、特殊召喚を封じつモンスター、ハンデスなどですね。
先述の通り、5体までの召喚・特殊召喚のうちに出す必要性があるため、召喚条件の緩いモンスターに限定されることになるでしょう。
特に評価の高いモンスターとして挙げられるのは、『外神アザトート』ですね。
『外神ナイアルラ』に乗っけるだけエクシーズ召喚で出せるので、5体の召喚・特殊召喚までには、間に合う計算です。
他にも『餅カエル』『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』などは、比較的召喚、特殊召喚数を重ねずに作ることのできる『原始生命態ニビル』の対策ができるモンスターなので、割とおすすめできるかと思います。
対策モンスターまとめ
■まとめ
➡原始生命態ニビルがバンバン飛んでくる環境へ・・・?

今回は、『原始生命態ニビル』についてお話させていただきました。
おそらく、EXTRA PACK 2019 の中でTOP3に入る注目度の高いカードだと思います。
先行制圧展開が当たり前になりつつある現在の遊戯王に一石を投じるカードになってくれることでしょう。
正直、価格の方も【未界域】と共に、『ナカナカ』の値段になってくれることでしょう。。。。
・・・・勘弁してくれ。。。
(リリースができないモンスターに対してなど、原始生命態ニビルの裁定については、また別途記事にさせていただきます。)
それでは、今回はこの辺で・・・
ではでは!!
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